5月3日
南あわじ海の駅を6時出航、鏡のような水面、快晴のもと初めての明石海峡に向かいます。海峡5マイル手前あたりから潮に乗り明石大橋の真下では9ノットの
スピードが出る。東條先生にお知らせした到着時間よりかなり早く着きそうなので、スピード
を落とすも13時頃には新西宮ハーバーに着きそう。湾口まで少しの所で東條先生の愛艇スピカに大漁旗を靡かせて迎えに来てくれる、無事ゲストバースに着
岸。素晴らしい設備の整ったマリーナです、早速シャワーを浴びる。先生野菜をはじめ色々な食べ
物を持って来て下さる、夜には奥様もいらして、六甲山頂までドライブ、その後あの有名ななだ万で懐石料理を御馳走してくれ、ヨットで来ている事を忘れてし
まいました。
5月4日
7時マリーナ出航。マリナシティ和歌山に向かいます、マリナシティではゲストバースが満杯との事でしたが、メンバーの田中先生の口添えでなんとか泊めても
らえる事になり大助かり。近くには一大レジャーランドがありとても賑わっていました、直ぐそばには温泉もあり便利なところです。夜は東條先生御用達の有名
なハモ料理のお店でマースのメンバー東條先生、田中先生、仲井間先生、家田先生達とハモのコース料理を頂く。私にとっては初めての経験でしたがとても美味
しく頂きました。その後セレナ戻ってコーヒーブレイクしばし歓談してお別れする。
5月5日
6時にマリナシティ出航するも間もなく雨が降り出す、日の岬過ぎるまで真正面からの風20ノットオーバー、パンチング激しく時々大波を被りスピードも2,
3ノットしか出ない。後から聞いた話ではこのあたり強風波浪注意報がでていたそうです。やっとの思いで10時間かかって周参見に入港する。何時もの停泊場
所はモーターボートが3重に泊まっていてスペースが無い、止むえず台船に横着けする、台船と岸壁は離れているので上陸出来ない、最悪の一日でした。
5月6日
7時周参見を出て那智フィシャリーナに向かう、間もなくローリングが激しくなるが潮の岬に近ずくにつれ正面からの浪となりローリングおさまる、岬を廻る頃
は連れ潮で9ノットのスピードが出る、岬付近で又かざぐるまの山本さんとミーティングする。お風呂から帰るとドリフティの松崎さんが桟橋の反対側に停泊し
ていました、ここで会うとは思ってもいなかったので大感激。早速ドリフティでポトラックパーティ、久しぶりに松崎さんとヨットの話で盛り上がりました。
5月7日
いよいよ最後のレグ、ホームポートまで60マイル、快晴、久しぶりのベタナギ、三木崎まで潮に乗れずスピード出ないも尾鷲を過ぎる頃から7ノット近かく出
るようになる、9時間かかって志摩ヨットハーバーに着く、あまりにも平穏すぎて眠くなって仕方ありませんでした。
今回は短い航海でしたが思っていた事が全て順調に成就し実りのある旅でした。
go to