新潟県医師会ハムクラブ JAφYJY
昭和44年JA0CEP石附OMを中心に、医師アマチュア無線技師の養成を目的とした第一回講習会が開催され、翌45年、新潟市医師会アマチュア無線クラブが結成された。勿論、新潟地震の苦い経験から、災害時の医療救護活動での情報交換の必要性を痛感した経験からである。講習会は回を重ね、医師、その家族、従業員に至るまでその数は全県域をカバー出来るようになり、やがて新潟県医師アマチュア無線クラブ(JA0YJY)が結成された。そして、県内各地のアマチュア無線局をつなぎ、新潟県救護無線ネットを完成した。あわせて、新潟市医師会では、災害時通信を含む医師会内通信を目的とした業務無線も設置された。毎年9月1日に行われる防災訓練には、県医師会救護無線ネットによる県内10ヶ所と
県医師会館、訓練会場、各移動局をむすび、災害時通信の訓練がおこなわれている。
桶谷勇策MD JA0MYQ記 MARSNEWS 20号(H.3)より