1.
日本医師アマチュア無線連盟の会員、同連盟クラブ局(JM1ZZM)またはその他国内外の、医師が運用するアマチュア無線局と出来るだけ多く交信(あるい
は受信)して、以下の条件を満たすようにQSLカードを取得したアマチュア無線局、またSWLに発行する。「MARS医学アワード・・A賞」と「MARS
医学アワード・・B賞」を定める。A賞には、後述する通り、有効交信年月日を定める。B賞には有効交信年月日を定めない。
2. 交信はバンド・モードの組み合わせを1単位として、交信した局の性質により下記の通りポイントを定める。
1) JMARS会員局(退会者、入会以前また医師になる以前も可)は5ポイント。
2) JM1ZZM(当連盟のクラブ局)は 30ポイント。
3) 海外の医師が運用した局は 3ポイント。
4) それ以外の、医師が運用した局は 1ポイント。
(ただしいずれも、歯科医師、獣医師、その他コ・メディカル・スタッフによる運用ならびに、それら医師以外のゲスト運用による局は省く)
3.
同一呼び出し符号の局でも、バンド・モードの組み合わせ、設置場所、常置場所、移動運用した場所が、それぞれ異なる毎に別単位と考えて有効とする。また同
一の会員が運用した異なる呼び出し符合の局はいずれも別単位の会員局とみなす。
4.
基本アワードは会員局との交信による25ポイント以上を含む、合計100ポイントをもって完成し、アワードを発行する。以後50ポイント毎にエンドーズメ
ントを受け付け、ステッカーを発行する。
5.
申請者の移動は、全世界を通じ、空中、海上を含め移動有効とし、同一人による異なる呼び出し符号による局の運用の場合も同一人の申請として認める。
6.
申請にあたってはQSLを取得した交信のみを有効とする。運用者が医師であることの確認は、会員(退会した会員も含む)の場合以外は、QSLに運用者が医
師である旨記載されていること。海外局は医師である旨に準じる記載(例えば「MD(=Medical Doctor)」があれば有効と見なす。
7.
申請方法はJARL様式に準じる。同様式「QSLカードリスト(A)」の「備考」欄に、バンド・モード、移動場所、ポイントを記載すること。ただしQSL
所持は自己申告により申請可能としGCRは不要、申請料は無料とする。
8. 申請者が希望する特記に応じる。
9. 申請先は日本医師アマチュア無線連盟のアワードマネージャーとする。
付記:
1)「MARS医学アワード・・A賞」は2005年4月1日以後の交信を有効とする。
「MARS医学アワード・・B賞」には有効交信年月日を定めない。A賞とB賞とは別々の発行番号で発行する。両賞とも2005年4月1日から申請を受け付
けるが、同日以後本連盟2006年度年次総会開催以前である2006年3月31日までの間に受理した申請分について、同総会において抽選によって発行番号
を決める。それ以後は申請受理順に番号を記して発行する。
2)「交信はバンド・モードの組み合わせを1単位」とは,例えば、JA1KXT局と7MHzSSBで1単位、7MHzCWで1単位、
3.5MHzSSBで1単位、そしてJH3AEFと7MHzSSBで1単位といった具合に見なしていく。
3)「同一呼び出し符号の局でも、(バンド・モードの組み合わせ、)設置場所、常置場所、移動運用した場所が、それぞれ異な
る毎に別単位と考えて有効とする。」とは、たとえば次の通り。JA1KXT(常置場所・八王子市)と、JA1KXT(常置場所・群馬県赤城村)、
JA1KXT/1(前橋市移動)はそれぞれ異なる局としてカウントが可能。ただしJA1KXT/1(東京都港区移動)とJA1KXT/1(東京都移動)と
では後者に移動地明記が不足しているので異なる局とは判断できない。また「移動場所が異なる」とは市区町村までが有効、たとえばA町の2丁目と同じA町の
3丁目とでは異なる移動場所とは認めない。
4)エンドーズメントの50ポイント毎には会員局との交信を含まなくても有効。
5)本アワード取得者は「MARS医学アワード」年間賞の対象としない。
6)クラブ局JM1ZZMの運用は年次大会開催時に多く行なわれる。年次大会についてのニュースはホームページを参照、あるいは毎週
水曜日朝のオンエア・ミーティングに注目されたい。
7)ルールの詳細はMARSのHP( http://www.jmars.jp/ )を参照。
8)アワードマネージャーはJI1VAH 天谷龍夫(e-mail:ji1vah@jarl.com) (@は全角になっています)〒317-0063茨城県日立市若葉町3-7-13
(以上)